活動記録
モニタリング2.0 第1回シンポジウム「SDVの効率化を考える」
開催概要
日時:2010年5月22日(土) 13時30分~18時00分
会場:北里大学薬学部 1号館5階 1501教室
住所:東京都港区白金5-9-1
参加費:無料
趣旨
日本の治験の効率化についてはこれまで 様々な議論がなされ、その状況は少しずつ改善されてきています。しかし治験に係わる費用は依然欧米と比べて高く、業界を挙げて積極的なコスト削減の取り組 みが必要と言われています。特に治験依頼者のモニタリングコストは大きな割合を占めており、直接閲覧(SDV:Source Data Verification)の効率化は治験コストの削減に直結するものと考えられます。
今回、このSDVに焦点を当てシンポジウム形式で議論を行います。治験依頼者と医療機関の現場スタッフをはじめ、治験に係わる各組織の多くの立場の方 々にお集まりいただき組織の枠を超えてSDVを徹底的に討議したいと考えています。
プログラム
ご挨拶
北里大学医学部附属臨床研究センター 佐藤敏彦
経緯説明
北里大学北里研究所病院 氏原 淳(モニタリング2.0検討会)
基調講演
「日本の治験活性化に向けた治験の効率的実施に関する議論」
講師: 厚生労働省医政局研究開発振興課治験推進室長 佐藤岳幸 先生
座長: 日本大学医学部附属板橋病院治験管理室 榎本有希子(モニタリング2.0検討会)
シンポジウム
~プロローグ~:SDV に関する関係者の意識 ― アンケート調査結果-
岐阜市民病院 水井貴詞(モニタリング2.0検討会)
1.サンプリングSDVへの挑戦
ファイザー株式会社 小宮山靖 先生
2.地域医療連携システムを活用したRSDV (遠隔直接閲覧)
独立行政法人国立病院機構金沢医療センター 山谷明正 先生
3.SDV の電子的遠隔化 ~プレSDVの試み~
原土井病院 池松秀之 先生
4.遠隔SDV(R-SDV)とSite Data Management
近畿大学医学部附属病院薬剤部 野村守弘 先生
5.北里大学北里研究所病院の運用例
北里大学北里研究所病院 渡邉達也(モニタリング2.0検討会)
総合討論
座長:日本医師会治験促進センター 田村典朗 先生
聖隷浜松病院臨床研究管理センター 鈴木千恵子(モニタリング2.0 検討会)
総 括
大分大学医学部附属病院臨床薬理センター 大橋京一 先生(代理:森本卓哉 先生)
※本シンポジウムは日本臨床薬理学会の認めるCRC研修会・講習会として開催致しました
主催
モニタリング2.0検討会
共催
北里大学医学部附属臨床研究センター
大分大学医学部附属病院臨床薬理センター
慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター